2001年10月  Back

 秋空 10/29

 二週ほどかなりの鬱(うつ)状態だった私だったが少し回復の気配が見えてきた。
昨日は我が家に午後から八名の釣り仲間が遊びに来た。釣りのスタイルはそれぞれだけど、私の好きな奥日光湯川を通じて知り合った気の置けない仲間。生憎の雨だったが雨の合間を見ては、前の道路で地元のアマチュアビルダーの作った竹竿を振る。10数本の性格の違う竿を振り、自分の釣りに合った一本の竿を選んでゆく楽しさ。最初は気難しい顔で振っているがイメージに合った一本が見つかると突然表情が崩れ笑顔になる。
仲間と楽しい時間を過ごしている間は、前日までのモヤモヤを忘れてしまっていた。

 今日は深い霧りの朝で始まった。仕事場に向かう途中最近お気に入りのAQUA(今井美樹)をかける。
朝のメールチェックをしてコーヒーを飲み終えた頃には霧が晴れた。里山の上には高い秋の空が広がり、小さな雲が二つ三つポッカリ浮いている。朝の静粛な空気に包まれながら里山を眺めた。

=== 10月27日放送分 ===
知り合いと友の境目、友と親友の境目、友と恋人の境目

人と人との間には、見えない境目がある
その境目は各々一人では決められない
話し合って決められるものでもない

不思議な見えない境目
一旦越えてしまった境目は元に戻せるのだろうか・・・


 季節のせい? 10/20

 先週の半ばから「物悲しさに病」におかされてしまっている。
男も年を重ねると徐々に女々しくなるのではと考えていたが、私もかなり女々しくなってしまったようだ。
最近益々女々しくなり、女性のように秋の憂いに物悲しくなってしまっているのかも。
最近読んだ三冊本も秋のせいなのかも
  「リトル・トリー」 フォレスト・カーター/和田穹男訳 めるくまーる 
  「夏の終わりに」 ロザムンド・ビルチャー/浅見淳子訳 青山出版社
  「ビューティフル・ボーイ」 トニー・.パーソンズ/小田島恒志・則子訳 河出書房社 

 女々しいなどと書くと、女性蔑視とか男女・・・等との反論が起りそう。
でも私のサイトは田島女史が見るはずもないので安心かな。

=== 10月20日放送分 ===
秋になるとエンヤの曲が聴きたくなる人がいます
秋になるとリトル・トリーが読みたくなる人がいます

今の私「What a wonderful world」が無性に聞きたくなっています
残念なことにオリジナルのサッチモバージョンは持っていません
私が持っているのはウィリーネルソンのバージョン

出兵兵士の前で歌われたこともある「What a wonderful world」
そんな記憶が過ぎりました。


 音が邪魔になるとき 10/13

 車で移動するときはCDを聞いていることが多い。そうでなければ適当なラジオ番組をかけ流したままにしていることが多い。音が邪魔になることはあまりないのだが今朝の移動はスピーカーから出る音が耳障りでしょうがなかった。全くの静粛を望んでいるわけでもないのだが、スピーカーの音が耳についてしまう。
 車の窓を左右とも全開にし、秋の心地よい風を車内に入れ局に向う。私の車は空力など無視の無骨なピックアップなのでかなりの風切り音がする。小さな音量でもスピーカーから出た音が気になっていたのに、その音を上回る風切り音が気にならない。運転中に余計なことは考えたくないのだが、一人での車中は色々なことを考えてしまう。

=== 10月13日放送分 ===
私の好きな本の一節
 秋は、追憶の、そして後悔の季節
  ああすればよかった、ああ言えばよかったと思いかえす季節

私の秋は心の中を整理する季節
 引出しにしまい、鍵をかけなくてはならないものがあるのに
片付け下手の私はどうしても一つだけ残ってしまいます。


 久々の渋滞 10/8

 三連休の中日の10月7日、奥日光に出かけてきた。今回は私達釣り人の遊び場「湯川」の清掃が目的、集合は早めの午前7時したのに、途中幾つかの観光ポイントでは渋滞が始まっていた。一旦川に出れば時間が早いせいもありハイカーも意外に少なかった。紅葉の中参加してくれた9名と川の中と岸辺の釣糸、釣り針、その他のゴミを拾い始める。時々休んでは奥日光の紅葉を楽しみ昼食を挟んで6時間ほどの工程だった。
昨年よりは釣糸のゴミは少ない気がする。上流部と下流部の一般観光客が散歩程度に入ってくる箇所のゴミは相変わらずなのが残念だ。

=== 10月6日放送分 ===
WAO WAO STREET、今日でこの番組が始まって一年になりました。

素人の私が放送に出る、当然不安と緊張の連続でした。
やっと最近、番組を通じた新しい出会を楽しめるようになってきました。

人と出会い、心に触れ又新しい旅が始まる。
人好きな私にとって楽しい一年でした。


 釣りシーズン終了 10/2

 5月1日から始まった湯川の釣りも昨日9月30日で遊魚期間が終わった。
湯川に出かけるのは釣りが目的なのは当然だがそれ以外に湯川の景色を眺めての、いわゆる「癒し効果」を求めているのかもしれない。
7月から9月末まで湯川に行かなかった今年。
普通ならストレスが溜まっているはずなのに、この期間何冊かの本とブナの緑、そして数枚の絵が私のストレスを取り除いてくれた。
毎年禁漁を迎えると妙に寂しく感じていたが、今年はなにか寂しさを感じないのが不思議。

=== 9月29日放送分 ===
いつからか、自分を他人と比べることをしなくなった。

以前は何かにつけ、自分を比較していた気がする。
自分が皆と同じことで安心してみたり・・・
逆に自分が皆と違っていることに優越感をもったり・・・

自分の道が見つかった今
自分らしさという、理想の自分と比べているのかもしれない。



Top