2010年ブルック産卵ウォッチング
毎年恒例のブルックの産卵観察に、7日に出かけてきました。
湯滝から入り、早速観察を始めましたが滝下橋付近ではペアリングが見つかりません。
鮭の遡上も今年は遅れているとのことで、湯川のブルックも活動が遅れている模様です。
右岸の木道を下り、湯川に流入している小川でやっと最初のペアが見つかりました。
この場所で暫く観察しましたが、落ち着きがなく盛んに場所を移動しています。
まだ本格的な産卵には数日かかりそうな雰囲気のペアでした。
小滝まで移動し、橋上から観察すると幾組かのペアが見つかりましたが、川底を掘る行動をしている♀は、一尾しか確認できません。
大型の♂が数匹、相手を求めてうろついますが、期を熟した♀は見つからないようです。
色気より食い気のブルックが、盛んにライズを繰り返してますが、その装いは儀式に向け美しくドレスアップされていました。 
小滝から200メートルほど下った場所でやっと、盛んに川を掘り起こしている♀が見つかりましたが残念ながら産卵までは確認できませんでした。 
川底が掘り返され白くなった産卵痕も幾つか確認できましたが、そう多くはありません。
今年の異常気象で、湯川の産卵行動も１～2週遅れている模様でした。
今回も30センチを越える大型も確認でき、また多くの婚姻色の美しいブルックを観察を出来たことは、この湯川が健康な川であり良い環境が保たれていることであり安心出来た1日でした。
コメント[2]
先週末はいろいろお疲れ様でした！ブルックの産卵は１０日あたりからスイッチが入ったようですから今週末でもまだやっているかもしれませんね？！自分も４０センチ近いのを見ましたよ（笑）
要
Posted by heboheboy at 2010年11月16日 13:30 | 返信
>要さん
先週の件、HP公開は今しばらく猶予ください。
今年の産卵は遅いですね。
産卵は何がトリガーになるんでしょう、水温なんでしょうかね。
鱒たちに聞いてみたいものです(笑)。
Posted by morio at 2010年11月16日 22:01 | 返信
コメントする